【化学屋視点/DIY】初心者向け「レジンって?」

DIYを始めよう!で、調べてみると
「レジン」っていう言葉がいっぱい。
レジンって何?危なそうなんだけど。。。
・レジンってなに??
・安全性は大丈夫なの??
・どんな種類あるの??

「レジン(resin)」
に関するまとめになります。

DIYに興味がある人がまずぶち当たる壁
「レジン」
名前も聞きなれないし、少し不安があると思います。

パンくん
化学専門家にお任せ!
レジンをわかりやすく教えるよ!!

このページでは、
・レジンってそもそもなに?
・DIYで使われているレジンって?
・危険性はないの??

という三つについてご紹介いたします。
「レジン」ってなに??

レジンとは英語で「resin」と書き、日本語で
樹脂という意味です。

実は、日本ではレジン(樹脂)定義が非常にあいまいで、
プラスチックなどもほぼすべてレジンといいます。
身近な例で言いますと
ペットボトルはポリエチレンテレフタレート樹脂
ビニール袋は塩化ビニル樹脂
天然樹脂(樹液)
などなど。。。

恐らく、普段生活している限り樹脂を使用せずに生きるのは
ほぼ不可能なぐらい日常生活に溶け込んでいます。
さらに、レジンは色々な種類のものを混ぜてもレジンという名前です。
なので、DIY等に使用されるものは色々なものを混ぜて「レジン」と呼んでいます。

また、安全性に関して、ペットボトルやビニール袋などを挙げると
「石油由来の危ないものが樹脂か!」
と思われがちですが、
広義の意味では、漆、天然ゴム、松脂など天然の樹液も樹脂となります。
なので、「樹脂≠石油由来」です。覚えておいてくださいね!

DIYに使われているレジンって?

DIYで使用されているレジンは数多くありますが、
ここでは皆さんがわかりやすい、透明なレジン
・UVレジン
・エポキシレジン
について簡単にご紹介いたします。
(使い方、危険性、注意点等は個別の記事をご覧くださいませ)

UVレジン

UVとはご存じの方も多いですが、
紫外線UltraViolet)のことを指します。
そうすると、紫外線からできたレジン・・・という意味ではなく
紫外線で作るレジンという意味になります。
UVレジンの中身は「アクリル・メタクリル」と呼ばれる
レジンの素が入っています。
なので、紫外線を当ててレジンの素を固めることで
レジンが作れるというわけです。

また、紫外線に関しても
UVライトと呼ばれるものがあり、その光を当てることで
短時間(数分~数十分)で固めることができます。
また、時間をかけても良いのであれば、
日光にもUVはあるので、外に置いておくだけで
固めることができます!

基本的にUVレジンは水のようなシャバシャバな液体なので、
小さいものや薄いものに向いています。
厚みがあるものはUVによって表面が先に固るため、
作るのがかなり難しいことは覚えておいてください。

・エポキシレジン

こちらに関しては、エポキシのレジン(樹脂)という意味になります。
こちらは基本的に二つに分かれているタイプがほとんどで、
一つにはエポキシレジンの素
もう一つにはエポキシレジンを固めるための素
が入っており、二つを混ぜることでレジンになります。

こちらは、
「エポキシレジンの素」と「固めるための素」の二つを混ぜ合わせるタイプなので、

厚みがあるものなどをつくる際は非常に便利です。
UVと異なり、中までちゃんときっちり固めることができます。
つまり、DIYなどでよく見る透明な樹脂の中に大きな物が入っているタイプは
基本的にエポキシレジンだと思います。

ただし、UVレジンと異なり、短時間での接着はできず、
エポキシレジンの素を固めるためには1日以上かかります。。。

透明なレジンとしてUVレジンとエポキシレジンを今回ご紹介いたしましたが、
DIYで使用されるレジンはほかにもございます。
一つ一つ使い分け方法もあるので、ぜひ調べてみてくださいね!
危険性はないの??

どうしても不安だと思いますので、化学屋から本音を言わせていただきます。
UVレジンもエポキシレジンも
「レジンの素」の状態では直接手に触れない方が良いです。
UVレジンも、エポキシレジンも完全に固まった後で触れる分には問題ございません。

固める前の「レジンの素」の状態だと、
人によっては、かぶれる恐れがあります。

基本的にレジンの素を触るときはゴム手袋などをすることをおすすめします。
また、もし手に触れてしまった場合はすぐさま水で流すようにし、
万が一かぶれたりした場合で、ずっと治らない場合は病院に行きましょう。
ただし、過度に恐れることはございません。
一瞬付いた程度ではほとんど問題ございませんし、
水ですぐに落とすことができます。
ちゃんと安全に使用すれば、これほど便利なものはございません。
子供とDIYで安全に楽しみたい場合は、
①目を離さない(口に入れるなどは絶対×)
②手に直接触れさせない
③手に触れたときは水で流すことを忘れない
の三つを守れば安全に楽しむことができますよ!
いかがでしたでしょうか。DIYで使用する「レジン」のイメージがつかめましたか?
化学物質ではありますが、使い方さえ間違わなければ非常に便利なものになります。
是非、安全に使って遊んでみてくださいね!ここまで読んで頂きありがとうございました。
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