【化学屋視点/DIY】初心者向け:UVレジンって?使い方・安全性は?

DIYで「レジン」って調べると、「UVレジン」が出てくる。
でも、UVレジンっていったい何だろう。。。
というか、これって安全なものなの・・・?
・UVレジンってなに?中身は??
・安全性は大丈夫なの??
・使い方って?

「UVレジン」
に関するまとめになります。

DIYで主流はUVレジンですが、
なんで固まるのか、本当に安全なのか?など
知らずに使っている人が多いと思います。
UVレジンの知識を増やすことで安全に使えますし、
使える幅も広がると思います!

パンくん
化学屋がしっかり使い方と
安全性について教えるよ!!
UVレジン
で色々遊んでみよう!!

このページでは、
・UVレジンってそもそもなに?中身は??
・使い方と安全性・危険性は?
という二つの問いにお答えする形でご紹介いたします。

「UVレジン」ってなに??

UVレジンとは「UV(紫外線)」で固まる「レジン(樹脂)」になります。

パンくん
「エポキシレジン」っていうのもよく聞くけど、
何が違うんだろう・・・?
教えて~!レッサー先生!!
レッサー先生
「エポキシレジン」は「エポキシ」という物の「レジン」なのじゃ。
なので、固まり方は何でもよく、「エポキシ」というものを使うと
すべてエポキシレジンとなるのじゃ!
パンくん
そうなんだ!!
つまり、UVレジンは「固め方」の種類わけで、
エポキシレジンは「素材」の種類わけなんだね!!
レッサー先生

因みに、化学の世界では「エポキシ」「UV」で固めることもできるぞ
DIYではあまりメリットがないから売られていないと思うが。。。

もし、DIYで使うエポキシレジンというのも興味があるんだけど・・・
という方は下記の「エポキシレジン:初心者使い方」も読んでくださいませ。
エポキシと聞くと、化学物質っぽく聞こえて、使うのが怖いかもしれませんが、
ちゃんと使用方法を理解して使用すれば、
エポキシレジンも
非常に面白いものですよ!!

関連記事

DIYで小物をつくろうと思った時、調べてみると、 「エポキシレジン」という名前。 化学物質っぽいし、使い方も安全性もわからないよ・・・。 ・エポキシレジンってなに?? ・安全性は大丈夫なの?? ・どんな時に向いているの?? […]

UVレジンの中身について

安全性のところにもつながりますが、この「UVレジン」って何使っているの?と思いませんか?
本当に安全なものを使っているか不安になると思います。

実は、大まかに中身と危険性を理解する方法があります。
化学物質を販売する際は「SDS(Safety Data Sheet)」という物を付ける義務があります。これは、
「この商品が大まかにこういうもので、安全に使うためにこれをしてくださいね!」
ということが書いてある情報のシートみたいなものです。
ただし、化学物質を取り扱う人以外が見ても「なんやこれ」となりますが。

このページでは、有名なUVレジンのいくつかのSDSを確認したうえで、
一般の方でもイメージできるものに落とし込んでお話したいと思います。
注:厳密には異なるので、「こんなもの」という指標としてみてくださいませ。。。

本題のUVレジンの中身ですが、
①「アクリル/メタクリル系」の素
②「UVで①の素を固める」素材
が入っていることが多かったです。

①の「アクリル/メタクリル系」の素って?と思いますが、
アクリル板はコロナ化で銀行の窓口やレジなどに置いている
透明な板があると思いますが、それをつくるための素になります。
ただし、「つや」や「綺麗さ」、「固める時間の短縮」などのため、
まったく同じものではございませんが、自分の作るもの、使うもののイメージが付けば幸いです!

UVの使い方と安全性・危険性は?

UVレジンのイメージはつかめたかもしれませんが、
一番興味があるであろう、「使い方」と「安全性」をご説明いたします。

UVレジンの使い方

先に、あると便利なものが一つ必要なものがあります。

UVライト、UV/LEDライト

UVレジンは紫外線で固まるので、太陽光を当てることで固めることができます。ただ、
①時間が非常にかかりUVレジンのメリットをなくしてしまう
②安全に使用するためにも、ちゃんと固める必要がある

という二点からUVライトやUV/LEDライトなどの使用をおすすめします。

 

では、使い方をご紹介!

*わかりやすく色を付けていますが、実際は透明なものです。

UVレジンでよくある間違い(絶対ダメなこと)は
・説明書を読まずに適当にUVを照射して固める
・固まっていることを確認しない
になります。

これは、UVレジンの危険性を理解していないため行ってしまうことになります。
下にUVレジンの危険性を記載いたしますが、ちゃんと説明書だけは読んで使用してくださいね!

UVレジンが固まるまでの時間について注意!
二つの液を混ぜると固まりますが、固まるまでの時間は
使用するランプ、作るものの厚みなどで
大きく変わることがあります。
完全に固まっていない場合は追加でUVを照射しましょう。

 

UVレジンの安全性・危険性

先に、UVレジンを使用するにあたり、
守っていただきたいことを書きます。
これはエポキシレジンを使用する場合も一緒になります。

必須:使用前に必ず説明書を読むこと!!
・「UVレジンの素」の状態(液体)は、手や目には触れさせない
・「UVレジンの素」はできる限り換気の良い場所で使用
・ 口の中には入れない、飲み込まない
・完全に固まったのを確認してから触れる

DIYで使用するレジン(UVレジン、エポキシレジン)では、
「レジンの素(液体状態)」が一番危ない
と思ってください。
つまり、完全に固まれば基本的には安全といえます。
(ただし、完全に固まった状態でも、アレルギーを持つ可能性はあります。
これは金属アレルギーと同じものだと考えてください)

また、最も危険なのは「皮膚への刺激性」になります。
ただし、説明書をちゃんと読み、危険性を理解したうえで、使用する限りは

安全に使うことができます。

もし手に付いた場合でも、水ですぐに落とすことができるので、
必ず手に付いたらすぐに洗い流しましょう。
また、UVレジンは粘度の低いものが多いです。
そのため、衣服への染み込みによる薬傷を防ぐため、
衣服に付いた場合は、すぐに脱ぐことをおすすめいたします。
長時間、肌に触れることが最も危険です。

肌に触れたりしたときに、かぶれなど何か問題が確認された場合は
すぐに使用をやめてください。
すぐに治らなければ、病院に行きましょう。
子供と楽しみたい場合は、安全に遊ぶためにも
子供と一緒に遊ぶこと!!目を離さないこと!!
(大人の責任で遊ぶということを忘れないように!)
因みに、エポキシレジンとUVレジンどっちが安全ですか?という質問があれば、
「レジンの素」の場合だと、どちらも同じぐらい危ないとお答えいたします。
化学物質である限り、絶対安全とは化学屋からは言うことができません。
だからこそ、
「正しく使用すれば、どちらも安全に使うことができますよ!!」

と声を大にして言いたいと思います。
おまけ:エポキシレジンとの違い、UVレジンのメリット

少しだけですが、エポキシレジンに対する、UVレジンのメリットをお教えすると、

UVレジンのメリット
・小さいもの、薄いものをつくるのに向いている
・粘度が低いものが多く、使用しやすい
・固まるまで時間短く、パッと作れる
などがあげられます。

逆にエポキシレジンに興味ある方は下記記事をご覧ください!

関連記事

DIYで小物をつくろうと思った時、調べてみると、 「エポキシレジン」という名前。 化学物質っぽいし、使い方も安全性もわからないよ・・・。 ・エポキシレジンってなに?? ・安全性は大丈夫なの?? ・どんな時に向いているの?? […]

いかがでしたでしょうか。
UVレジンは非常に便利で、DIYを初めてする時にはもってこいだと思います。
粘度は低いものが多く、UVでパッと作成できるのがありがたいですよね!
是非色々安全に使って、楽しんでみてください!
ここまでの長文、読んで頂きありがとうございました!!
Advertising