接着剤を使いたいけど、安全性が気になる。。。
説明書もちゃんと見てるけど、ネットの情報で危ないって書いてあった。
何を信用したらいいのだろう。。。
・化学者は何を見て危険性を知っているの?
・SDSって名前だけ聞いたことあるけど、何?
「SDS」に関するざっくりご紹介になります。
化学物質が怖がられる現代において、
正直ネットの情報もあんまりあてにできないし、
何を信用すればいいのかわからない。。。
⇒化学者は何を見て危険性を確認しているのか知りたい!
信用できる情報から知識を得よう!
このページでは、
・SDSってそもそもなに??
・SDSの見方は?
という内容を簡単に、かつざっくりとご紹介!
SDSってそもそもなに???
SDSとは、「Safety Data Sheet」の略になります。
因みに、2012年まではMSDS:Material Safety Data Sheetといわれていました。
英語通り、化学物質の安全性を示した
「安全データシート」と呼ばれるものになります。
これは日本独自の物というわけではなく、形式はちがえど、
世界各国で使用されているものになります。
SDSに関して詳しく述べると、わからないままなので、
かみ砕いて説明いたします。
(筆者はSDSのプロではないので、
間違いがあるかもしれません。ご了承くださいませ。。。)
まず、SDSとは
「危険な物質を使用して作ったものを売る際に、
必ず作らないといけない資料」
だと思ってください。
これは、この化学物質を使う人だけでなく、
その物質を運ぶ人など、その物質を扱うすべての人向けに作られています。
なので、化学者は物質を扱う際、まずこれを必ず確認いたします。
ケド、今まで人生でこんなシート見たことない!!
そんなものどこにあるの?一般人には見れないの??
企業のホームページに行けば配布しておるぞ!
まぁ、一般的には説明書を読めば大丈夫じゃ!
そう考えると、説明書ってすごいよね~
僕でも安全性や危険性がわかるようになっているもん。
説明書をより専門的に書いたものがSDSと思ってくれればよい。
SDSにはその物質を扱うすべての人のために書いてあるので、
かなり細かくなっておるのじゃ!
SDSの見方って?
一般の方がもし見るのであれば、
上から2つ目の項目:「危険有害性の要約」
上から4つ目の項目:「応急措置」
になります。
危険有害性の要約に関しては、
ややこしい書き方をしていると思いますが、
とりあえず、区分〇〇と書いてある部分は
何かしらの危険性が潜んでいるという認識ぐらいでOKです。
(化学者だと、その区分まで注意してみることが多いです。)
また、応急措置は、その物質でなんか問題が起こった際の対応方法が書いてあります。
万が一何かが起こった際にそこを見ることで、対応方法が詳しく書いてあります。
ただし、一般消費者向け製品の「説明書」というものは、
このSDSの情報をわかりやすく書いているものになります。
なので、まずはどのような物を取り扱うにしろ、
説明書をちゃんと読むことをおすすめいたします。
その上で、
「本当に安全か確認したい。。。」や
「ネットでこんなこと書いてあったけど、
どっちが正しいんだろう・・・」
という場合などに見ていただければと思います。
ざっくりまとめに関しては以上になりますが、いかがでしたでしょうか。
一般的にはSDSは見ないとは思いますが、
このような安全について書いてある紙があるんだ!ということを
知っているだけでも、今後役に立つことがあるかもしれません。
是非、SDSという言葉だけでも覚えておいてくださいね!
ここまで読んで頂きありがとうございました!!